2010-12-17

iPhoneを使ってライフログ的なもの

Momentoという日記作成iPhoneアプリを使い出してから、iPhoneを使ってのライフログ的なものが最近のお気に入りだ。MomentoはTwitter, Facebook, Flickr, RSS/Atom Feeds, Foursquare等々のポストを時系列で拾ってくれるので、対応しているサービスを利用しているだけで自動的に日記というかその日々の行動記録が取れちゃうようなものである。
ちなみに自分はFlickrとFoursquareの2つしか連動させていないが、個人的にはこれだけでも十分だ。むしろFoursquareだけしか記録がなくても、その日の何時にどこに行ったかが記録されているので、最低限の行動記録にはなる。


iPhoneのカメラアプリは、Procamera, Hipstamatic, Instagramをその時々で使い分けている。それらのカメラアプリから直接Flickrにアップすることもあれば、編集加工後Flickrアプリでアップすることもある。それとFlickrだけではなくPicasaにもアップすることもあり、PicasaにはBest Albumというアプリを使用している。(同時にTwitterにもポストして画像をシェアすることも多々あるが、それはまた別の話。)

最初はどこかに出かけた時などに、Instagramで撮った写真をFlickrへアップし、記録しておきたい場所でFoursquareでチェックインするだけだった。そしてMomentoを起動すれば簡単な絵日記ができているというわけ。

ところがInstagramには撮影地の場所の情報をオプションで指定可能で、FlickrにアップするとAdditional infoに撮影地情報が自動的に付加される。あるいは、ジオタグを付加可能なカメラアプリならばEXIFに撮影地情報を保持できる。Flickrでは未確認なんだけど、Picasaではジオタグを読み込んで撮影地を地図上に自動的に表示してくれる。Momentoによるライフログからは離れるけど、FlickrやPicasaで写真を眺めながら撮影地が表示されるのは楽しいし、それもまた一つのライフログだろう。

さてここで注意しなければならないのがiOSの仕様によって、アプリによってはカメラロールへの保存時にジオタグも含むEXIFを保持しないという点だ。アプリが対応していればEXIFを保持したまま保存可能なのだが。
ちなみにMomentoがFlickrの写真を読み込んで並べるのは、EXIFの撮影時間順だ。(いや、もしかしたらFlickr上での表示順がEXIFの撮影時間順なのか?? まあとにかくいずれにしても、)なのでEXIFが無いとアップロードした時間順に並んでしまうため、少々都合が悪い。

バージョンアップで状況は変わってくると思うけど、現時点でにおけるアプリごとのEXIFの取り扱いについてまとめてみた。

種類アプリ名EXIFの扱いと使い方
カメラProCamera 3.0保持。但し、アプリ自体にファイル転送機能は無いので、BestAlbum経由でPicasaにアップ。
Hipstamatic 185保持。Flickrへは直接転送できる。
Instagram 1.9.12不保持。但し、アプリ内で撮影地を指定してFlickrへ直接転送することで位置情報を付加可能。アップロードした時間が撮影時間とみなされるため、撮影したらすぐに転送することが望ましい。
転送Flickr 1.2.0EXIF情報を取り除いて転送。よって転送した時間が撮影時間となってしまう。
BestAlbum 1.1EXIF情報を保持したまま転送。

従って、
  • ProCamera→BestAlbum→Picasa
  • Hipstamatic→Flickr
  • Hipstamatic→BestAlbum→Picasa
  • Instagram→Flickr
という使い方に落ち着きそう。

追記

Hipstamaticはジオタグを保持するが、アプリ内から直接Flickrにアップしても、Flickrが直接ジオタグを読むことはしなかった。その代わりと言っては何だが、Hipstamatic内で使用したレンズやフィルム等の情報をタグに自動的に追加してくれる。ジオタグを活かすか、Hipstaの情報を活かすかの二者択一になりそう。