2011-02-27

Buono!についてのあれこれ

Buono!から心が離れて久しい。つんくが作曲に関わるようになってからだと思うけど、醒めてしまったことは否めない。

Buono!に対しての、良く聞く物の謂いとか評に、「Buono!はロックだ」的なものがある。まだBuono!を推していた頃からこの謂い方には違和感を感じていた。(更に言えば、メロン記念日はロックだというそれに対しても同様である。)
ちょっと話が逸れるが、つんくが言ったとされて、狼辺りでネタ化された感のある「ロックやで」的な言い方も私は反吐が出そうなくらい嫌いだ。

数十年前の価値観を持ち出すつもりはないけど、ロックと言うからにはその音楽性の他にプラスアルファな何か…、反社会性・反体制とまでは言わないにせよ、反主流であるとか、反骨精神とかそういったものが必要じゃないかと、(極私的であることを自覚しつつ)考えている。何かしらのそういうスピリッツがあってこそ、自分的にはそれをロックであると認識するというか。その最たるものが、私はやっぱりパンクが好きだし、原点になっているということだろう。

Buono!がロックかロックじゃないかという点については、常に私は「ハロプロの中では」という限定を付けてBuono!はアイドル・ロックだと言い続けてきたつもりだ。そしてハロプロという系譜の中では確実に反主流な、オルタナティブなものを持っている。

そこ。あくまでもハロプロの中では、っていう点。でもそれって本質的においてはロックじゃないということ。あくまでもハロプロのユニットなんだから、それはそれとして見れば良いとも思うんだけど…。

やっぱり私はrock 'n' rollが好きです。であるが故にBuono!から心が離れてしまったのだろうと思う。(決して嫌いなわけではないんですけどね。)