2014-12-27

MacにてNexus 7 (2012 WiFi)をsideloadで5.0.2へ

普段はMac OS・iOSがメインなのですが、Android機はNexus 7(2012 WiFi 16GB)を使っていて、1〜2泊の出張の時はMacBook等のノートではなく、Nexus 7を持って行くようになり、出張鞄もかなり軽くなりました \(^o^)/

先月あたりからAndroidのヴァージョンも5.0→5.0.1→5.0.2となったのですが、自分のNexus 7は4.4.4のまま、なかなかOTAでLollipopがやって来ない…。クリスマスプレゼントで来ると思ってたんだけどなあ。
そこで、adb sideloadでアップデートしてしまいました。基本的な方法は、
Nexusデバイスをadb sideloadで手動で強制的にAndroid 5.0 Lollipopにアップデートする方法(ブートローダーアンロック/Root化/カスタムリカバリ不要)
のサイトを参考に行けると思います。

以下、自分用メモというか追加事項。

差分ファイルは、
[REF] Nexus 7 Stock OTA URLsから。
先ずは"LRX21P from KTU84P"をあてて、再度"LRX22G from LRX21P"をあてました。4.4.4から5.0に一度アップデートしてから、更に5.0.2にアップデートする感じでしょうか。

それと自分はMacBook(OSはYosemite)を使っているので、SDK toolとして、Android Studio for Macをインストールしています。Studioのインストールにあたって、JREの6とJDKの7が必要なので、環境によってはJavaがらみのアップデート等も必要になるかも。ちなみに、Studioのインストール時に聞かれるJDKのインストール先は、
/Library/Java/JavaVirtualMachines/
でした。

adbコマンド自体は、自分の場合は
~/Library/Android/sdk/platform-tools
にありました。なので適宜、
cd ~/Library/Android/sdk/platform-tools
./adb sideload 何ちゃらかんちゃら(差分ファイル名)

とすれば良いと思います。
ダウンロードした差分ファイルはplatform-toolsフォルダ(サブディレクトリ)に置きました。

OTAで降ってくるのを待つのが安心だとは思いますが、どうしても待ちきれなくて(笑)

2014-12-05

エヴェレスト・チョモランマ・サガルマータ - the highest peak

ここ数週間、山の本を読んだ。Mt. Everest・チョモランマ・サガルマータに関するあれこれ。あ、あとK2もか。

そもそもの発端は、漫画版の「神々の山嶺」。
数年前に入手して何度か読み通してはいたものの、何故か急に読みたくなり。ちょうど出張と重なったこともあって、飛行機のシートベルト着用サインが消えてからの退屈な時間潰しにと漫画を機内に持ち込んだのが始まりだったと思う。ちなみに、その飛行機に乗った理由が、Juice=Juice松山と、たまたま日程が重なった松山での出張仕事だったのは我ながらラッキーでした。(確か、Boeing 737-800の機材で、機内WiFiを使ったのも羽田松山であったか。)

機内とかビジネスホテルで、漫画版を3回くらい読み返すうちに、原作というか小説版も読んでみたいなあ、と。そこでまずは集英社の文庫版を入手。
ところが、初出の単行本→文庫本の間に、ジョージ・マロリーの遺体が発見されるという事態が現実世界で起きたため、文庫本版ではラストで若干、編集の手を入れたとの旨が夢枕獏氏の後書きで知る。ちなみに、最初に読んだ漫画版とも、文庫版にはラストの描写に違いがある。そこで、初版の単行本をオークションで漁り…
(初版単行本・文庫本・漫画版のラストの違い=ネタバレについてを、そもそも書こうと思ったのだけれども、そのネタバレは次の機会にしたいと思う。いつか必ずネタバレをしますw)

次の本が、「空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」ジョン・クラカワー著、梅津正彦訳。1996年、エヴェレストにおける多量遭難死の話し。

ここまで、自分の心を掴んで離さないのは、高高度における人間の限界、空気が海上ゼロメートルの半分とか1/3とかの世界、そして低い気温と雪・氷・岩の世界。
自分も元山屋なので、登山は楽しいものだと思っていた。しかし、(7,000mを超える高度における)彼等の登攀と帰還は苦痛(海抜うんメートルに生きる我々には想像もつかない!)でしかない。人間に生存本能がなければ、歩くことを辞めて凍死という選択をしまいたくなる壮絶な世界。空気の薄さと気温の低さ。私は国内での3,000mくらいでの経験しか無いけども、それですら物凄いリアリティを感じた。

更にその次に読んだ本が、「K2 嵐の夏 The Endless Knot」(クルト・ディームベルガー著、梅津正彦訳)
エヴェレストから一転、地球上高度第2位のピークであるK2。こうした紀行文というか記録を書けると言うことは、そこから生還した者だけに許されることである。

雪と氷、風吹の描写は「K2の夏」が印象的だった。低酸素の話しでは「神々の山嶺」か。こうした極限状況における人間の行動については「空へ」。フィクションとノンフィクションの違いはあれど、やはり私の心を打ったのは「神々の山嶺」だった。

今の自分が、最高峰のエヴェレストはおろか、第二位のK2、いやいや、海外の高山のピークを踏めるとは思ってはいない。だがしかし、それらのピークをせめてこの目で生で見てみたいとは強く思う。

手垢が付きすぎてあまりに有名すぎる問答がある—
「あなたは何故エヴェレストに登りたいのか?」
--- Because it is there. (マロリー)

自分が山屋として現役だった頃、私はこううそぶいた。
---そんな質問をする人がいない世界に行きたいから。(「エヴェレスト」を一般的な「山」に置き換えて、所謂「あなたは何故山に登るのか?」の質問に置き換えて。)
でも、今ならばマロリーが言ったその言葉で応えられると思う。

Because it (the Everest) is there.
Because she is there.

何故ならば、推しメンがステージにいるからだ。

2014-12-02

音楽と旅の記憶 - Spiral Lifeを聞きながら

Spiral Lifeを聞きながら久しぶりにこのblogのエントリーをタイプしている。

ここ数年来、iPhoneを持つようになったが、それに反して外で(iPhoneで)音楽を聞く習慣がすっかり無くなってしまった。ちなみに自分は初代iPodをiBookと共に買ったクチだが、iPod以前はクソでかいポータブルCDプレーヤーと、持つに許される数のCDを持って通勤や出張やに行ったものだ。

札幌に数ヶ月の期間で出張、と言うか今思えば単身赴任に近いと思うけど、ともかく札幌にアパートを借りて出張仕事をしていた頃 — 大学時代の友人と会うためにスーパー北斗に乗り函館を目指していた。その時に聞いていたCDがSpiral LifeのFLOURISHというアルバムだった。確か、グリーン車だったなあ。
札幌を出て、千歳、苫小牧に行く間に聞いた曲。GARDEN, FLOWER CHILD...車谷浩司氏のヴォーカルを聞くと、スーパー北斗のグリーン車からの車窓の風景が今でもありありと思い出される。

小樽〜余市〜積丹半島〜神威岬のバス旅行では何故か中島みゆきだった。
札幌〜釧路〜根室の根室本線の旅ではEaglesだった。

それらの旅が今でも印象深いものであったからだとは思うけど、旅とその時に聞いていた音楽は密接に結びついている。

今でも相変わらず出張は多い。さすがに数ヶ月間に渡る長期の出張は無いが。しかし、仕事上仕方のない旅とは言え、旅の途中に音楽を聞くことは全くしていない。iPhoneには数ギガの音楽は入っているし、習慣でイヤフォン等も持参はしているのだが、何故か電車やバスに乗っていても音楽を聞く気になれないのだ。
ああ、多分、今はまっている音楽がハロプロやアニソンだからなのか!

閑話休題。
Spiral Lifeらしさ、と言う意味において、車谷氏と石田氏のどちらか? うーん。どっちもらしいなあ。やっぱり二人でSpiral Lifeだったんだなあ。歌は石田氏、曲は車谷氏、ってところかも。

仕事ではなく、ハローの遠征で行ったあちこち。ハロー現場の遠征も旅には違いないけど、全然音楽聴いていないなあ。まあ、単独行ではなくて大概友人と一緒の旅であるから、ということも大きいのだけれど。

久しぶりのブログエントリーがこんな話題で申し訳ない限り。Juice=Juice金沢とか松山とか新潟とか、色々遠征ネタもあったのだが。
そういった意味での心残りとしては、ゆかにゃ(Juice=Juiceリーダー宮崎由加)凱旋の金沢の時のあれこれにおいて、サンボリックともなり得る音楽が一切無い、という一点であろう。「この曲を聞けばあの時金沢凱旋の記憶が自動的に励起する」という契機を放棄してしまったことである。

さて。
次の現場は舞美ちゃんのディナーショウか。。
矢島舞美 — 我がアルテミス。