2008-05-06

VisuCard by Carl Zeiss

数年振りというか、実際は二十年ぶりくらいに手紙を書かなければならなくなった。私信で書く手紙と言えば年賀状くらいのものだが、それとてコンピュータで印刷して短いメッセージを書き添えることはするが、全部自筆で便箋に書く、というスタイルではホント、二十年くらい書いていない。最近は殆どが電子メールで事済むし、ビジネスレターを紙に書かなければならない時でもワープロで打って印刷したものになるし、改めて手紙を(自筆で)書く機会が少なくなったことを実感させられた。

さて、とは言ったものの、当然の如く便箋も封筒もストックがない。(ハロプロFCのイベント等の申し込みで使う往復ハガキや振り込み用紙、仕事で書類を郵送する時に使う切手ならある程度はストックしてあるんだが。)おまけに万年筆のインクも切れたままだ。Mont Blancのペンは吸い込み式で、インク瓶に残りはあるが確かペンの方が詰まってて書けなかったんだよなあ。とするとWatermanかSheafferだが、どちらにしても丸善あたりまで行かないと手に入らなさそうだ。

で、丸善では案の定余計なものを見つけてしまい、またしても衝動買い。
最近視力が悪くなってはいるものの、まだそんなに必要性を感じているわけではないのだが、ついついCarl Zeissのロゴが目に付いてしまって。Zeissの製品はとりあえず買っておかないと―が家訓になってるし。
要は拡大鏡というか、ルーペというか、プラスチックな名刺サイズのフレネルレンズ。隣に並んでいた非Zeissな同様の製品が数百円だったのに対して、VisuCardは税込み2,415円。値段を見て一瞬買うのを躊躇したが、試しに使ってみると確かに値段なりの性能だった。と言うか、試しに使ってしまったことを後悔した。買わざるを得なくなることが確定したようなものだから。

この手のフレネルレンズはお世辞にも見えが綺麗とは言い難いものが殆どだが、さすがはZeiss製だけのことはある。しかもZeissの製品にしては2千円ちょいとは実にお買い得、と感じてしまう。

結果的にも、モノが良いのでお買い得には違いないんだけどね。

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