若い頃、アルバイトで雇っていた爺さんと二人で現場に出ていた時のこと。季節はちょうど今くらいだっただろうか。
「陽気が良くなってくると案外ポックリ逝く人が増えるんだ」などと爺さんが話してくれた。寒い冬は意外に耐えられるんだ、やっぱり冬を越してあったかくなって気が緩むのかねえ云々。
入院したまま夏から秋、そして冬を越した自分が言うのも何だが(笑)まあ、その爺さんが言ってたことも分かると言うか、何となくリアリティを噛みしめている。春と言えば再生のイメージもありますし。と言って、近々逝く実感を感じているわけではありませんが。
正直、全体としては悪化している傾向にあるように感じている。メンタル的には気丈さを保てているのでなかなか意識しづらいのだが、症状として、あるいは見た目的にも転院した頃よりかはあまりよろしくない方向に進んでるよなあ、と思う。そしてこうしたことを言葉にしてしまうのも正直怖いところがある。言霊ではないが、言葉にすることでよりそうした方向へ行ってしまうというか。それでも書ける時に書いておかないと、という気持ちも同時にあって、その辺の塩梅が難しいものだと日々考えている次第である。
実際に可能かどうかは別にして、いよいよという時はXあたりのSNSで言うつもりなのだが、ふと自分の周りを見渡してみるとリアルでの友人知人、親族はSNSをやっている人が少ないということに気付いた。実際はやっているのかもしれないが、私自身がそうであるようにSNSのアカウントを教えていない。また面会に来てくれた友人の中でも確実にSNS自体をやっていない人は数人いる。
今の自分のステータスを表示しておく場所、として考えるとSNSも便利だと思うんですけどね。逐一、朝起きた、朝飯食べた、通勤中だが寒い、電車が遅れていて遅刻しそう、目の前の人がウザい…等々事細かに報告するのも何だけど、ちょっとした一言を書くだけでも何となくその人がどんな状況なのかは伝わるものだと思う。逆に言うとリアルの友人に読まれて恥ずかしいようなことはSNSに書くべきではない、とも言える。確かに推しと個別握手していることをリアルタイムに知られるのはちょっと…と思うけど、今更隠す程でもあるまい。
斯様に、まとまった考えはblog等に書くのが適しているだろうし、「今どうしてる?」はSNSが良かろうと思う。ので生存報告的なものはXで表明していこうと思います。
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