2006-09-22

HDD/DVDレコーダ前夜(後編)

何とか編集も終わった。いよいよDVDオーサリングだ。
素材をいくつか集めよう。片面一層で4.7G、2進法やら10進法やらがごっちゃになってるが、大体4300Mくらいか。さらにメニューを作ったりしないといけないので余裕を見て4200Mくらいに収めてみた。新しくプロジェクトを作成し、素材となる動画を登録する。

容量オーバーではじかれる。
? 計算間違えたか?
でも今更容量小さくできないっていうか、ビットレート落としてキャプチャし直しってこと?これ、ビデオからのキャプチャだったからまだそれも可能だけど、TV番組の予約録画だったらどうするの?
まあ最初だから仕方がない。メニューに思ったより容量食うのかもしれないし。
電卓片手にビットレートを計算し、4G(厳密な人には申し訳ないが、今までの流れで行くと4000Mって意味)に収まるようにして再度キャプチャ→編集。根拠はないがいくらなんでも4Gなら余裕だろう、と思った。まだ当時はメディアも高かったし、容量を無駄にはしたくなかったしね。

容量オーバーではじかれる。

時間も遅かったしここで不貞寝。
次の日起きてから、PCIのを買った例の友人に電話する。

「容量オーバーで先に進まないんだけど?」
「あーあれ、3.8Gくらいじゃないと駄目だよ」

はい? 意味が分からないんですが。
(実際何とか焼き上がったディスクを見ても、容量使い切ってないし)

でも実際問題として、そういう仕様になっていたので、以後泣く泣く3.8Gくらいに収まるように気を付けるようになりました。
あとはメニューのデザインセンスの趣味が悪いとか、チャプター打つのも苦行に近いとか、そのソフトからDVD焼きまで行けるはずが行けないとか…。あー、悪夢が再来するw

結局、AppleのDVD Studio Proを買う羽目に。
流石はApple純正のProシリーズだけあって、タイムラインの操作は超楽しいし、メニューもクールだし、QT Proも付いてくるし、AC3やらmpeg2のエンコーダも付いてるし…。
ただ素材を登録するときにはdemuxなものでないと駄目ってのがきつかった。それでも、demuxの時間を我慢すればいいわけで…。

それでも更に何故か、CaptyTVで作成したmpegってdemuxでこけたりとか、DSPに登録するときや、挙げ句の果てにはDVDイメージ吐き出す時に「不正なmpegファイルです」みたいなエラーが頻発。あくまでも推測でしかないが、どうもかなりアレなmpegファイルを生成していたようで…。ピクセラ専用仕様だったのかもしれんね。
チャプター打ってメニューも気合い入れて作って、最後の最後でmpegが不正ですって言われてもなあ。キャプチャーという入り口が駄目では話にならない。

この間、何度、何時間、件の友人と情報交換及びピクセラへの不満を話したことか。

最終的に俺(及びその友人も)は、Macでの動画弄りを諦めて、HDD/DVDレコーダーへ解決の道を見たのであった。

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