driest martini
昨日はCDSが終わってから、渋谷のハロショ寄ったり、CDSの夜の部に来たヲタ友と会ったりした後、普通に帰宅したのだが…。
電車の中で読んでいた本、山口瞳の「酒呑みの自己弁護」というエッセー、完全にこの本の所為だな、久しく飲んでいなかったスコッチを買って帰った。ついでにギネスも。まだ19時前だったのだが、つまみも無しで飲み始めた。
ポラロイドをスキャンしたりmixiでレポ書いたりしたのは完全に酔ってる状態だった。風呂には入ってるんだけど、いつ入ったのか覚えていない。
ブレンデッドな安物のスコッチだったけど、何だか久しぶりにうまい酒だったなあ。
ちなみに、山口瞳の件の本は俺が中一の頃に買って読んだもので、俺の酒一般に対する考え方や知識の原点にもなっている。
狼の某スレで、ドライエストなマティーニの話題を出そうと思って、ジンとベルモットの割合を調べるのに久々に引っ張り出してきたのがそもそものきっかけだった。
ちなみに「酒呑みの自己弁護」の「ドライ・マルチニ論争」によると
- ヘミングウェイの「河を渡って木立の中へ」の主人公・キャントウェル大佐は、ジン15、ベルモット1
- 普通は3:1というあたりで、ドライエスト・マルチニが7:1
- 東京の外人記者クラブの倉庫を掃除したら165本のジンと5本のベルモットの空瓶が発見された→33:1
- 「先生のお気に入り」という映画の中で、「ベルモットの瓶を逆さにして振り、そのコルク栓でもってカクテル・グラスの縁を拭く。そこへジンを注いで出来あがり」
- 「チャーチルはベルモットの瓶を横目で睨んでジンのストレートを飲むという笑い話もあった」
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