ハロプロファンクラブが更に階級化・差別化される
ハロープロジェクトのファンクラブがヲタを階級化し、更に一層資金を搾り取ろうと追い込みをかけ始め、非常に香ばしい状況となりつつある。
おそらくは近日中に発送されるであろう青封筒(チケット先行申し込みや会報等のお知らせ)に詳細が発表されると思うが、既にそのチラシを撮影したものが出回り始めている。スペシャル会員限定で更にエグゼクティブパスという上級のクラスを300人限定で募集するというものだ。
15 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2007/10/31(水) 11:34:28.15 0これでちなみに一年間有効で、年会費は63,000円。
91 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2007/10/31(水) 11:32:04.95 0
1.あなたの写真入りエグゼクティブパスを発行!
2.エグゼクティブ仕様パスケースをプレゼント
3.チケットを先々行受付のご案内
4.コンサートの限定特別シートに無料ご招待
5.エグゼクティブ限定のファンクラブお問い合わせダイヤルをご用意
6.お気に入りのアーティストの生写真を毎月1枚
7.お気に入りのアーティストのコンサート、イベントなどでバックヤードにご招待
8.誕生月にはお気に入りのアーティストの声
4.の特別シートとは3列以内のセンターブロックのことらしく、期間中(1年間)で1回1枚有効。7.のバックヤード招待は、2ショット写真を額入りでプレゼントも付いて、これも期間中1回。これらは応募多数の場合は抽選、対象公演も事務所指定。
内容を考えれば安い金額ではある。(抽選制のため、希望の公演等から漏れた場合は悲惨ではあるが。)
しかし、これはFCとしての活動を逸脱し始めていると思う。
サービスを、それに見合った金額で売買すること自体は間違いではない。
だがFC活動の一環として位置付けられたサービス・特典(チケットに関する扱い、先々行・良席保証等)であり、また非エグゼクティブ会員のサービスの不利益もしくは犠牲の上に成り立つものである。いくらプラス6万円以上の対価を払っているとは言え、それはいただけない話だ。(不利益の代償として何らかの還元が為されるのなら話は別だが。)
そしてその選民になれるのは僅か300人。(そもそも人数を絞らなければ成り立たないサービス内容である。)まあ、それだからこそ選民なわけだが…。
良席に関して言えば、建前上は(転売屋や複数枠の大量投入等と言った事情はこの際置いておくとして)会員全員に同確率で良席が(そしてクソ席も)当選できる仕組みであった。ところがこのエグゼクティブ会員になれれば一度は良席が保証されることになり、そしてその年間300枚分の機会を非エグゼクティブ会員から奪うことになる。一般会員の不利益無しに、エグゼクティブ会員向けの特典が付与されるのならまだしも、チケットに関してはそうではない。
またバックステージ云々についても、その権利をコンサートチケットとは別に販売すれば良いのではないか、と思う。当選確率の低いイベントは今までいくつもあった(パシフィック・ヘブンでのイベントや広尾でのカジュアルディナーショーは定員が約80名)。人気の公演になると先ず当たらなかったが、それでもFC会員ならば誰でも申し込みができた。しかし今回のケースにおいては、一般会員では申し込みの機会すらなくなってしまう。
ヲタから資金を回収したいのであれば、前述の通りそのような有料サービスを売りに出せば良い話。問題なのはFC会員、すなわちヲタを階層化し差別化してしまうと言う点だ。建前上は皆が平等だった会員が階級化/差別化されることで、FC会員であり続ける動機が失われてしまう。
そして、資金の豊富なヲタ相手の商売に力を入れ、「より多くの人に楽しんでもらう」という芸能事務所として本来的な方向性を放棄し始めたということを意味する。
いろいろな意味で、潮時なのか。
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